杉浦茂のマジメな自伝

杉浦茂―自伝と回想

あたしはお天気の日でもね、決めた時間机に向かってやるとか、そういうのがずっと好きなの。仕事ってそういうもの。うん。たんたんとやる。あまり、意気込んだりね、これで読者をわらわせようとかね、そういうスケベッ気は持たないの、一切。・・・略・・・・
あたしはね、この漫画って仕事をね、あんまり意義ある仕事と自慢してないんですよ。だから小さくなって描いているの。

(本書、聞き書き後藤繁雄より)
なんかすごくまじめな人、愚直なまでに実直な人て感じがして、逆にどこからあんな変てこなナンセンスが生まれるのか、また不思議になった。扉見開き