昭和初めのカフェー時代

エロ・グロ・ナンセンス(”カフェー時代”、梅原北明など)(国文学S50,7月)で谷沢永一が引用しているのを孫引きすると

昭和の銀座はカフェーの銀座であるとまでいわれる
ほど、地震後から萌していたカフェー時代の萌芽が、昭和3−4年になって急激に伸び始めて、わずかの間に驚くべき増加を示し、現在銀座の一角に約二百軒のカフェーとバーと二千人近いエプロンの女が存在するようになった(小野田素夢<銀座通り>S5,1,6四六書院)

利用客としては

会社員、銀行員、官公吏、文士、画家が大部分(有明暁、S4,6,28新進社)

だった