A.マッケンのカバー

1863〜1947、英の作家>長生きしているな。
例の英文学者、翻訳家、平井呈一の個人訳で紹介された
70年代の<幻想文学>流行の一端をになったように記憶する。
手元には、1973,12,25牧神社<アーサー・マッケン作品集成Ⅳ>(夢の丘)があり、
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ちょっと読んでみたが、若き頃すごく感動した覚えがあったが、もうひとつ・・・
文学に憧れたルシアン青年の魂の孤独な彷徨が描かれ、最後は死んでしまうのかな、19世紀末のデカダントの一つの典型とも言える。>ウェールズの異教神との交流というか、幻想と現実との葛藤劇。
今なら、たぶん同著者なら、ピカレスクぽっい<三人の詐欺師> の方が興味をそそる。

 ところでブックカバー
これはイイhttp://www.cafes.net/ditch/macgal.htmより(Sidney Simeて絵師)
( The House of Souls. Grant Richards, 1923,)
ほかにもパルプ雑誌に掲載されたウィアード等

マッケンのリソース→http://www.litgothic.com/Authors/machen.html

蛇足
Sidney Simeはここ→http://easyweb.easynet.co.uk/~fadey/sime.html
またはhttp://www.bpib.com/illustrat/sime.htm