<あやしい本棚>中野翠
H13,4,30文芸春秋
そしてみんなコラムニストになった>トム・ウルフの顰みにならって
好き嫌いですべて決める、もう少し上品に言えば自分の嗜好で決める。>ちょっと洗練?
まー中野本人自ら、鹿島茂の<空気げんこつ>のコラムの中で
コラムニストとしての私は、好き嫌いのレベルに終始して、単なる「小言幸兵衛」パターンに陥りがち
と告白しているので、ここで何をか言わんやである。
好きですよ中野翠のコラム。
だって疲れません、それでいて少し的を得たことも言ってますし、本書で言えば<奇書の匂い>で下川耿史や宮崎学、評論・エッセーの娯しみ>で鹿島茂、<小説も少々>で団鬼六、ウエストレイク、そして<落語と芸人>で小沢昭一、そして大宅壮一等ぼくも関心ある人について書いてますから。
だけど、その反対の人*1福田恆在や三島由紀夫や村上春樹、小林よしのりの作品についてのコラムはほとんど読む気がしないのは何でなのかな(一応読みましたが)?いや、目は通しますが、おや、そうだなという感じになれない。これはどうしてなの?>嗜好>肉体レベル・生理の話しなんで議論の余地がないということ
だからコラムなんだろうな
コラムてなに?
だけどブスの林○○子贔屓なのは許せん、それとWEB現代*2企画のhttp://kodansha.cplaza.ne.jp/midori/の駄文は許せん>あんなんやったらブロッガーすべてがコラムニストになりまっせー!(ホンマ、貴女のあのオカッパいいんですけど、これすべてぼくの嗜好・思考の問題)
それと、カバーの左の吉本隆明の難解そーな本のコラムはないですね>これこそあやしい人じゃ?(でもぼくの嗜好・思考・思想にあわんのでいいです)