美術館とか

岡崎近辺の疎水 涼しくない!

なんか印刷物とか写真(デジタルであれ、アナログであれ)とか<現物>と離れ過ぎているんで、暑いけど
ここんとこ、34〜5℃だよ)、美術館へ行ってみた。
それで小林古径展へ
http://www.momak.go.jp/Kobayashi_J.html
京都国立近代美術館

今回カタログも何も買ってないんでタイトルとか覚えてないや

初期の作品の方がいいような気がした(枯淡の境域とかワサビ(わび、さび)の静物画はイラナイや)
緑とか青の配色が大胆でモダンな感じ

 お風呂場で一人がお風呂に入ろうとこちらにお尻を向け、一方すでに入っている一人が下を向いている姿>すごく恥ずかしそう
と言う前に、最初見たとき、画面からホントに湯煙が立ち込めてきそうな雰囲気で女の姿がおぼろでよく分からない。それでじゅっくりみると、羞恥心の固まりになったような上の若い女に出会う。この恥ずかしさから初めてエロティックな印象を確認するような変な作品。

それと墨絵風の数点

そんなところが印象的だった。

http://www.momat.go.jp/Honkan/Kokei/#chap2より↓

小林古径《極楽井》1912年
絹本彩色
東京国立近代美術館

上の階のコレクションで、前に触れた谷中安規(1897〜1946)の30年代の版画2,30点が見られた
<夢の国(家族)>や有名な<怪>など細かいタッチの版画が気に入った
Webではこの辺で少し見られる↓
http://homepage2.nifty.com/taninaka/taninaka.htm

それと、
靉光 1907 - 1946
AI-MITSU
の2作品
花(やまあららぎ)の紺色が印象的だった
Webではこの辺で少し見られる↓
http://www.momat.go.jp/search/records.php?sakuhin=100260&sakka=AAI002


昭和17年 油彩・キャンバス・額 43.0×36.0cm