変なの

金坂健二著の<幻覚の共和国>ペラペラ見ていると、キャンプて言葉とソンタグの言葉をしばしば引用し当時の映画を中心に尖端カウンターカルチャーを肯定的に評価、紹介していた。
でちょっと検索するとhttp://www1.ocn.ne.jp/~ungura/

いらっしゃいませ! 当店は、カウンター・カルチャーへ果たした偉業をたたえるため60年代に存在した新宿『風月堂』を電脳空間においてリニューアルさせ、再開させた喫茶室です。

なんかごちゃごちゃしたデザイン(言葉)、例えば"愛人房"、"不夜城">一瞬アダルトかと思う(汗)
でも、その言葉にナイーブで暖かいところもあって60年代の雰囲気らしきものが立ちこめ、破顔一笑。↓の最後

金坂健二:映像作家・評論家。1999年7月2日死去。享年65歳。1960年代の後半、アメリカの実験映画(アンダーグランド・シネマ)の紹介の労をとり、また自らも『ホップスコッチ(石けり)』などの映像作品を残す。一時は、アングラの旗手として、またベトナム反戦運動の盛り上がりのただなかを幾度も渡米した事情通としても、さまざまなジャンルで論陣をはる。ヒッピィからイッピィの登場のあたりにおいて「恍惚革命(ヘッド・レヴォリューション)」をキィ・ワードにした評論活動は、カウンター・カルチャーの思想を多くの若者に知らしめたものだった。おおえ・まさのり氏や岡部道夫、佐藤重臣氏らとのつきあいの輪があったころ「風月堂」を通じて氏を知る。おおえ氏らと『ドロッパワー』というアングラ新聞の創刊を画策していた頃、ボクもこの日本最初のアングラ新聞と思われるメディアの立ち上げに少し関わったのであった。1999年に入り入院の報を知り、再会を望んだが実現しないままお亡くなりになってしまった。残念である。『地下のアメリカ』『映画は崩壊する』『幻覚の共和国』(1971年晶文社)『俺たちのアメリカ』(1976年講談社)など。追悼文集をpdfファイル形式で有料配付の予定。現在製作中。買って下さい。

この文のページの頭に、リック・グリフィン作のグレートフル・デッドのジャケがあった