<ウィリアム・バロウズ>て評伝

があった>訳者献呈本だった、ずっと読んでなかった、スイマセン
1993.11.25ファラオ企画
バリー・マイルス、飯田隆昭
バロウズが見たヴィジョンが近未来の警鐘、いや現実化しているとか、ポストモダンとか、ヨイショのオマージュがちょっと目に付く所もあるが、それにもかかわらず、著者バリー・マイルスがかれの放浪(逃亡・エグザイル)人生と作品とを相互に参照しながら、バロウズ像を形作ってゆくにちょっと付き合わされた。
<ジャンキー>の文体ってヤッパ、ハードボイル(ド)ぽいのね
そして、知らなかったのだけど、各作品は改訂というか、執念深くvariante(異文)だらけなのか。改変。変容。生成。
(1959、右Brion Gysin同書より)
延々と編集しまくって中断とか、或いはヴァリアントがある監督のK・アンガーとかカフカを不意に思い出した。