キューブリックの残酷さ

現金に体を張れ (1956/米)
The Killing
[Crime/Thriller/Film-Noir]
製作 ジェームズ・B・ハリス
監督 スタンリー・キューブリック
脚本 スタンリー・キューブリック / ジム・トンプソン
原作 ライオネル・ホワイト
撮影 ルシアン・バラード
音楽 ジェラルド・フリード
出演 スターリング・ヘイドン / コリーン・グレイ / ビンス・エドワーズ / ジェイ・C・フリッペン / マリー・ウィンザー / テッド・デ・コルシア / エライシャ・クック / ジョー・ソーヤー / ティム・ケリー
映画批評空間より

 これを見ると、タランティーノの<パルプ・フィクション>も二番、三番煎じに見えてくる>タイトル通りこけおどし読み物>これはこれで良いですが

 5人の生活苦に追われた男たちが競馬場の売上金襲撃計画を練り、ほぼ成功したのだが・・・・。
 その一人の女がファム・ファタルfamme fatal<宿命の女>悪女>ただ一点もう少し美人だったらなー(醜女に近いんじゃ?)


the complete films by Paul Duncan
2003 Taschenより>去年買ってまだ読んでないわ

 完璧!あ然!もうなにも言うことないです(ァ、言い足りん!)

 完璧なモンタージュ(論)を見せてくれ、それでいてドキュメントタッチのスリリングなfilm noire、しかも登場人物の描写が良い

 なんでキューブリックて残酷なシーンがこんなにもリアルすぎるんだろう、<フルメタル・ジャケット>でもあのデブちゃんが新兵の過酷な訓練(イジメだな)に耐えきれず、精神に異常をきたし、トイレで鬼軍曹を射殺し自らもライフル銃を口に当て自殺した残虐場面。>脳髄がトイレの壁にぶっ飛んでいた

モンタージュ理論度☆☆☆☆☆
ファム・ファタル度☆☆>女がブスなんで>マリー・ウィンザー とやら

PS
そんなわけで久しぶりに<「あ〜ん」を好きな映画で埋める>を更新
<け>にこの作品入れておくね