<映画と文化>清水光て?

日曜日に古本屋で変態十二史シリーズの
変態崇拝史[変態十二史第九巻]斎藤昌三 文藝資料研究会 大16
変態演劇雑考 [変態文献叢書第八巻]畑耕一  文藝資料研究会 昭 3
他数点>1万円近い
入手の予定がいざ払うだんになり、財布の中身が二千円ばかり、汗った
キープしてもらってタジタジの体で退散。
今日仕事の途中代金払って手に入れることが出来た。
上2著>あーそれほどたいしたものではないが、変態演劇雑考 畑耕一>これは面白そう 昌三先生のは必帯
 ところで他も物色していたところ
<映画と文化>清水光S16,10,20 教育図書
ふと目に付いたのがこれ。目次など見ているとモホリ・ナギ、レジェ等20から30年代当時の<尖端>映画・アートが論じられているではないか>ドッキ
こら買うべし めっけもの やった!たぶん京大関係か*1 出版社が京都の所在地からして 値段はるのでチャッカリ500円勉強してもらった>笑

瀧口修造と映画 --- いくつかの接点」 西嶋憲生
瀧口のP.C.L.時代とも重なる1930年代前半は、第一次メディア論ブームともいうべき時期でもあり、映画自体もサイレント映画の完成期からトーキーへの移行、ロシア革命後の前衛映画理論の紹介、1920年代のヨーロッパ・アヴァンギャルド映画とその理論への関心などが重なり合い、理論的にも活発な議論が交わされていた時期である。いわゆる映画評論家ではない多くの知識人が映画と理論的・実践的な関わりを持ち、哲学者・谷川徹三(久世昂太郎の筆名も使った)、美学者・中井正一、英文学者・清水光、経済学者・住谷悦治、物理学者・寺田寅彦吉村冬彦の筆名も使った)、美術史家・板垣鷹穂などが活発に映画を論じた[21]。

http://archive.tamabi.ac.jp/bunko/takiguchi/t-nish-text1.htmより
(↑多摩美 なかなかやるジャン
うーん、ぐぐる瀧口修造にたどりついた!)
の注で当時の<思想>に載った清水光<映画・モンタアジュ・理論の諸問題>等をあげている。
 魯庵先生もほぼ読み終わったんで清水の本これからが楽しみ

*1:ヤッパ京大の先生、寄贈蔵書があるって、さっきウェブで分かった