エディ・カンター Eddie Cantor

突貫勘太 (1931)
PALMY DAYS
突貫カンター(別題)

メディア 映画
上映時間 77 分
製作国 アメリ
公開情報 劇場公開
初公開年月 1933/02
ジャンル コメディ/ミュージカル

監督: A・エドワード・サザーランド A.Edward Sutherland
製作: サミュエル・ゴールドウィン Samuel Goldwyn
脚本: モリー・リスキンド Morrie Ryskind
撮影: グレッグ・トーランド Gregg Toland
音楽: アルフレッド・ニューマン Alfred Newman
 
出演: エディ・カンター Eddie Cantor
シャーロット・グリーンウッド Charlotte Greenwood
ベティ・グレイブル Betty Grable
チャールズ・ミドルトン Charles Middleton
ジョージ・ラフト George Raft
ゴードン・エリオット Gordon Elliott
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=15932より


 当時で言うレビューか、ミュージカルものというか、コメディというべきか。ハチャメチャに面白かった。
 当時の心霊術の流行をチャカし、大量生産のケーキ工場に機械ならぬ超ミニスカートの美女を配置、いや、乱舞させ、ボーイッシュなヒロインと勘太(カンター)演じる主人の性の不確かさ(勘太は後半インチキ占い師達の追跡をかわすため女装し逃げ回りついにはプールで泳ぐ羽目に・・・)も諷刺していて出色。
 それにしてもダンスの振り付け(Busby Berkeley)のせいか、目も綾に(女の子の背が完全露出や美脚のオンパレード)観ている者の目を楽しませてくれる。ギャグだらけでエロティシズムに溢れていて、華やかで豪勢。うかつにもこんな素晴らしい作品があるとは知らなかっただけに、嬉しいカンターパンチだった。

http://www.harvardfilmarchive.org/calendars/05_spring/berkeley.htmlより画像)
 Busby Berkeleyのサイト↓
http://www.classicmoviefavorites.com/berkeley/index.html

 映画のアールデコといえば、エルンスト・ルビッチの<極楽特急>(1932/米)ぐらいかと思っていたが、やっぱ当時アメリカって、29年の大恐慌に遭っても、懐が深いというかスゴイなぁ。